せぴあ色の街

 
金森倉庫郡

 
弁財橋の上から石畳の道路が続く。
赤レンガの金森倉庫郡が建ち並び
向こうに緑の函館山がそびえる。

安政元年(1854)4月米国のペリー提督が
5隻の艦船を率いて、函館港に姿を現し
函館の住人を大いに驚かせた。


 

 

安政6年(1859)長崎、横浜と共に日本初の貿易港として
開港され、欧米文化が上陸した港でもある。
このレンガの金森倉庫は、明治40年(1907)頃の建築。
レンガを2枚半の厚さに積み上げられた 外壁、
木骨の柱で函館港の歴史を語り継ぐシンボル的存在、

函館にもようやく暖かい季節が来たようです。
溢れる眩しい日差しの中、観光客の声が響く。

誰もいない石畳の歩道
ひと時の静粛・・・
じきに人であふれ出す。

 


弁財橋

このあたりは新島襄(ニイジマジョウ)の
海外渡航を助けた福士成豊が明治5年(1872)
ブラキストンの機械を譲り受け、日本で初め
て気象観測をする「函館気候測量所」を開設した。


 
弁財橋下をくぐると、船を停泊できる
こんな入り江がある。
人が一人もいない「風景画」の世界!?