薬について
- 抗菌薬(いわゆる化膿止め):製品により1日あたり1〜4回食後に服用するのが標準的ですが、必ず指示どおりに服用してください。勝手に休んだり、中止したりすれば効果が無かったり、場合によっては薬が効きにくい薬剤に対する耐性菌が発生したりすることにもなりかねません。治療法の一つとしてある種の抗生剤では少量長期投与というのもありますが(これは耳鼻咽喉科領域では慢性副鼻腔炎に対してマクロライド系の抗菌薬を使用します)、その時は担当の医師からその旨説明がありますので、必ず指示どおりに飲むようにすることが早期の治癒につながります。
- 抗アレルギー剤:主たるアレルギー症状がくしゃみや鼻水なのか、鼻づまりなのかによって使用する薬剤の種類が変わります。その程度も考えて内服薬だけだったり、点鼻薬も併用したりと様々です。症状が安定するまでは、指示されたとおりに使って下さい。症状が落ち着いたら薬の種類を減らしたり、服用量を減らしたりします。それまでは勝手に減量したり、休んだりしないほうが良いです。副作用で最も多いのは眠気や体のだるさですが、それは受診した時にお話すれば処方薬を変更したりすることで対処できます。例年一定の時期にアレルギー症状が出る方は、症状が出現するおよそ2週間前から内服を開始すると、症状も軽くすんでつらい時期を乗り切れます(これを初期療法といいます)。いつもかかっている耳鼻科の医師に相談すると良いですね。
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- 鎮痛解熱剤(いわゆる熱さまし、痛み止め):風邪などの急性上気道炎では定期的に服用するのではなく、症状の強い時に一時的に症状を和らげるために原則として頓服として使います。他の薬剤に比べて胃に負担をかけることが多く、幼小児では低体温を起こしたりすることもありますので使い過ぎないほうが良いでしょう。。市販の解熱剤や家にあった古い薬を勝手に服用したり、坐薬を使ったりするのは危険なことがありますのでお止め下さい(薬によってはインフルエンザ脳症などを引き起こし易く、生命を脅かす可能性があると報告されています)。発熱の原因となっている病気にあわせて、安全な薬を今かかっている医師が処方してくれると思います。
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- 消炎酵素剤:副鼻腔炎(俗にいう蓄膿症)では内服治療の中心となる薬剤です。抗菌剤のように急速に改善はしませんが、ある程度継続して服用することにより徐々に治癒に向かわせる薬です。
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- ジェネリック医薬品も処方しております。ご希望の方はご遠慮なくお申し出下さい。